【レザークラフト】革で作る可愛い小型犬用 首輪【作り方を徹底解説】
今回は小型犬用の首輪の作り方を解説します。
革を作った首輪の作り方を解説しているサイトは少ないので、きっと役に立つ内容だと思います。
ワンちゃんを飼っていないという方も、ベルトの制作をする時に活用出来ますよ♪
首輪の作り方は勿論、ワンちゃんの首にピッタリのサイズで作るノウハウも解説していきますので、是非、一緒に挑戦してみましょう!
小型犬用首輪の型紙(無料)
小型犬用首輪の制作に必要な材料と道具
小型犬用首輪の材料を用意しよう
2mm厚程度の革、手縫い糸
■今回の制作では角田商店の下記のパーツを使用しました
・カシメ(大サイズ)
http://www.tsunodaweb.shop/shopdetail/000000002476/37_1/page1/order/
・Dカン(内径15mm)
http://www.tsunodaweb.shop/shopdetail/000000001145/5_7/page1/order/
・帆型尾錠(内径15mm)
http://www.tsunodaweb.shop/shopdetail/000000000957/4_1/page1/order/
小型犬用首輪の制作に必要な道具一覧
革包丁、木槌、丸ギリ、ヘリ落し、縫い針、美錠抜き6号(18mm)、ガラス板、トコノールorトコフィニッシュ、ハトメ抜き(7号、10号、12号)、カシメ(大)打ち棒、オールマイティプレート、紙やすり(300番~400番)、フチ捻
※フチ捻は無くても製作可能です。
小型犬用首輪を作ってみよう!
今回の製作に必要な技術は下記の通りです。
やり方が曖昧な物は事前に確認しておきましょう♪
必要な技術一覧
・革包丁で自在に革を切る方法と漉きのコツ
・カシメの取り付け方
・ヘリ落しの使い方と選び方のコツ
・コバ磨き 美しい艶を出す手順とコツ
・手縫針 糸の通し方
印刷した型紙を工作用紙に貼り付けてハサミでカットしよう
型紙の下準備
・剣先パーツの下準備
4つの丸をハトメ抜き7号で穴空けしておきましょう。
・バックルパーツの下準備
楕円形を美錠抜きの6号、3つの丸の中心を丸ギリで穴空けしましょう。
小型犬用首輪の製作手順
手順1. 一番小さなサル革用のパーツを切り出しましょう。
手順2. 15mm幅で切り出したベルト、小さなサル革用パーツのトコ面をトコフィニッシュで処理します。
ベルトの切り出しはストラップカッターを使うと簡単です。使い方はコチラ。
手順3. ベルトの端に写真の型紙をあてて楕円形の穴を丸ギリでけがきます。
3つの丸が印されている所の位置も革に目打ちをしておきましょう。
手順4. 目打ちをした方のベルトの片端に一円玉をあてて丸ギリでけがき、革包丁でカットします。
手順5. ベルトの外周のコバの処理をしましょう。
紙やすり→ヘリ落し→トコフィニッシュで磨く、この順番で作業を進めていきます。
手順6. けがいた楕円形の穴を美錠抜きの6号で穴空けします。
手順7. サル革パーツのコバを処理しましょう。
紙やすり→ヘリ落し→トコフィニッシュで磨く、この順番で作業を進めていきます。
手順8. サル革パーツの端から4mmの所を斜め漉きで薄くします。
※片側は銀面、片側はトコ面を薄くします。
手順9. 斜め漉きをした部分にボンドを塗って貼り合わせ輪にします。
手順10. 貼り合わせた部分を糸で固定します。
※作業方法は動画を参照
手順11. 美錠抜きで空けた穴の少し下にボンドを塗ってあげます。
バックルを通してボンドの付いている部分を貼り合わせます。
手順12. バックル側から1つ目の目打ちをした所にカシメを取り付けてあげましょう。
手順13. ベルトにDカンを通してバックル側から2つ目の目打ちをした所にカシメを取り付けます。
手順14. ベルトにサル革を通してバックル側から3つ目の目打ちをした所にカシメを取り付けます。
手順15. ベルトの端から犬の首周り+1.5cmの所に丸ギリで目打ちをします。
手順16. 剣先型紙の穴を手順15で目打ちした点に合わせて他3つの穴の位置を革に目打ちしてあげます。
※剣先型紙のどの穴を合わせるかは、ワンちゃんの成長に合わせて自由に決めて下さい。
手順17. 剣先部分を革にけがき、革包丁でカットしてコバを処理しましょう。
手順18. 手順15、16で目打ちをした4箇所をハトメ抜きの12号で穴空けします。
手順19. フチ捻でベルトの外周に捻を入れてあげましょう。
完成. ワンちゃんの首輪が完成しました♪
家に帰ったら早速付けてあげてみてね。