ハトメ抜きの研ぎ方を解説【刃の欠けを直して悪くなった切味を復活】
皆さんはハトメ抜き(ポンチ)のメンテナンスをしていますか?
・最近買った頃と比べて穴が空きにくくなったな・・・
・ハトメ抜きを落として刃が欠けてしまった・・・
このような症状が出た場合は研ぎを行う事で悪くなった切味を復活出切るんです♪
しかし、ハトメ抜きの刃先は丸型なので研ぎには専用の道具が必要になります。
それが「皮ポンチシャープナー」という研ぎ道具です!
これを使えば短時間で切味を蘇らせ快適な穴空けが出来るようになります。
この記事では「皮ポンチシャープナー」の使い方。
サビを落として更に切味をアップさせる裏技をご紹介しようと思います♪
皮ポンチシャープナーの使い方
それでは早速「シャープナー」の基本的な使い方をみていきましょう!
※研ぎが可能なハトメ抜きのサイズ:円の直径3mm~16mm
手順1. 外側の刃を研ぐ
シャープナー裏側のクボミに刃先を当てて刃を回転させます。
※左右どちらに回転させても大丈夫です。
ポイント:両側から少し圧をかけながら回転させましょう
手順2. 内側の刃を研ぐ
刃先をシャープナーの先端にさしこんで刃を回転させます。
手順1の時と同じく両側から少し圧をかけた状態で回転させましょう。
※左右どちらに回転させても大丈夫です。
手順3. 内側の刃のバリを取る
シャープナーの先端を使って内刃のバリを取ってあげます。
作業完了. 刃の欠けが無くなり切味が復活しました♪
ハトメ抜きの切味をさらにアップさせる裏技
シャープナーは刃の欠けも直せるように粗めになっています。
なので、青棒で研磨する事で更に切味をアップさせる事が出来ます。
サビ取りも同時に行えるので一石二鳥の効果的な裏技です♪
手順1. ハトメ抜きの刃の先端付近にミシン油を塗ります。
手順2. 青棒を刃の先端付近に塗りこんでいきます。
手順3. 布で拭いて先端付近のサビを落としてあげましょう。
手順4. 作業で青棒の染みこんだ布を下に敷いて刃先を研ぎます。
刃を斜めに構えて回転させながら後ろに引く動作を繰り返しましょう。
手順5. 布を刃の穴に入れて丸ギリをさしこみます。
丸ギリを刃の内側をなぞるように回転させましょう。
作業完了. 刃先が綺麗になり切味が更にアップしました♪
ハトメ抜きの研ぎの頻度
僕の場合ですが、ハトメ抜きの研ぎはそれ程頻繁に行いません。
刃が欠けてしまわない限り1年に一回程度です。
ですが、抜けが悪く気になるという時はシャープナーを使って研磨してあげましょう♪