【レザークラフト】トコノール・トコフィニッシュの使い方【トコ面 コバ処理剤の定番】
美しいレザークラフト作品を作るには欠かせないトコノールとトコフィニッシュ。
クラフト社から販売されているのが「トコフィニッシュ」SEIWA社から販売されているのが「トコノール」なんですね。
どちらを使っても得られる効果はほとんど一緒ですので、使いやすいと感じた方を選べばOKです♪
この記事ではコバ処理剤を使う理由から使い方まで詳しく解説していきますね。
トコノール・トコフィニッシュって何?
2つの商品の主成分は糊とワックスでコバの艶出しやトコ面の毛羽立ちを抑えるのに大いに力を発揮します♪
コバ、トコ面の処理剤はどうやって使うの?
コバに使用する場合
処理していない切りっぱなしの革の断面(コバ)です。
手順1. トコフィニッシュを革の断面に塗ります。
手順2. コバを帆布で左右に擦って磨きます。
完成. 切りっぱなしの断面に艶が出て綺麗になりました!
作業工程を簡略化していますので、コバ磨きの詳細な手順を知りたい方はコバの磨き方のページを見て下さいね♪
トコ面に使用する場合
処理していない状態の革の裏側(トコ面)です。
手順1. トコ面にトコフィニッシュを満遍なく塗ります。
手順2. レザークラフト用のガラス板を使って全体を擦って磨きます。
前に押し出す動作を繰り返して毛羽立ちが無くなり艶が出るまで続けます。
ポイント
ガラス板を使わずウッドスリッカーの裏の平面を使って磨く方法もあります。
落としても大丈夫なので安心して使えるメリットがあります♪
完成. トコ面の毛羽立ちが抑えられて美しく仕上がりました!
トコノールとトコフィニッシュはどちらがいいの?
僕のオススメは「トコフィニッシュ」です!
トコノールとトコフィニッシュは得られる効果が一緒なのですが、トコフィニッシュの方が優れていると思う点を上げようと思います。
理由1. 水っぽいので仕上げ剤の伸びが非常に良い
理由2. 革の銀面(表面)に仕上げ剤が付いてしまってもシミになりにくい
理由3. 価格が少し安い
この3点が僕がトコフィニッシュを使っている理由です!
※最近「トコプロ」というコバ処理剤が販売されました。
使用した所、ともも良い処理剤だったのでコチラのページで解説をしています。
トコノールのカラーを使ってコバに色を付ける方法
「コバ」を黒や茶色で仕上げたいという場合はトコノールカラーをオススメします♪
使い方は無色の物と変わりませんがトコノールカラーは丁寧に塗らないとトコ面や銀面に色が付いてしまいます・・
このようにコバに色が付いてしまうと見た目がよろしくないですね。。
なので、指に付けて塗るのが慣れないうちは綿棒を使って慎重に作業をしましょう。
トコノールのカラーを使ってのコバ磨きも綿棒を使う事以外は無色の時と変わらないので「コバの磨き方」ページを見て下さいね♪