【レザークラフト】簡単な研ぎで別たち・革包丁を切味を復活させる方法【ピカールケアーを使った革砥】
別たち・革包丁は使っていくうちにどんどん切味が鈍くなっていきます。。
これは刃物全般にあてはまる事で、切味を復活させるには「研ぎ」という作業が必ず必要になるんです!
革包丁を使っている方は砥石を持っている事がほとんどだと思います。
しかし、別たちを使っている方は替刃が販売されているので、研ぎをしない方も多いですね。
勿論、替刃を使えば良いのですが、積み重なると結構懐が寒くなります。。
なので、たった2つのアイテムを使うだけで切味を復活させる方法を解説していこうと思います。
革包丁でも使える「研ぎ」ですが、特に別たちを使っている方に知って欲しい内容です♪
簡易研ぎに必要なアイテム
簡易研ぎに必要なアイテムはたったの2つです!
しかも、1つは「ハギレ」ですので実質1つで簡易研ぎが出来てしまいます。
ピカールケアー
日本磨料工業株式会社さんから販売されているピカールケアーという商品が必要です。
本来の使い方は錆びた金属を綺麗に磨く為に使いますが、これは「研磨剤」です。
なので、革包丁の研ぎにも問題無く使えるという事です♪
更にはヘり落としの研ぎにも使えるのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい。
ハギレ
作品に使えなかったハギレを有効活用しましょう!
ピカールケアーを使った革砥(かわと)を作ろう!
革砥と言っても準備は凄く簡単です。
ハギレのトコ面にピカールケアーを塗ってあげるだけです♪
ピカールケアーを使った研ぎの手順
手順1. 別たち・革包丁の表側を30度位の角度で構えて写真の矢印の方向に研ぎます。
※研ぐ際は一定方向に研ぐようにしましょう。
手順2. 別たち・革包丁の裏側を15度位の角度で構えて写真の矢印の方向に研ぎます。
手順3. これだけで別たちで斜め漉きが出来る程、切味が復活しました♪
ピカールケアーを使った簡易研ぎの注意点
今回ご紹介したピカールケアーを使った革砥もレザークラフトでよく使われる青棒を使った革砥に共通する注意点です。
簡易研ぎは、永久に切味を復活させる事は出来ません。
簡易研ぎをしてみて切味が復活しなくなってきたら革包丁であれば砥石を使ってしっかりと研ぐ。
「別たち」であれば替刃を交換してあげるようにしましょう!




|