細かいパーツの切り出しに活躍するNTカッター デザインナイフ【レザークラフト】
レザークラフトのパーツの切り出しは別たちや革包丁を使うのが一般的ですよね♪
大抵のパーツはこれだけで切り出せますが、たまに例外もあります。
1つ例を上げると「角度のきついカーブが」あるパーツです。
別たち、革包丁ともに曲がりきれない角度というものが存在します。
この角度は熟練度によって変わってきますが、それでも限界はあります・・
これを解決してくれるのが「デザインナイフ」と呼ばれる物です。
きついカーブだけで無く細かいパーツの切り出しに活躍してくれるんです♪
この記事ではデザインナイフの使い方から刃の交換方法、刃を長持ちさせる研ぎ方を解説していきます。
本当に役立つ道具なので、是非、最後まで読んでみて下さいね♪
NTカッター デザインナイフの使い方
デザインナイフの持ち方は普段のペンの持ち方で大丈夫です。
僕も色々な持ち方を試してみましたが、やはり普段のペンの持ち方に落ち着きました。
デザインナイフを持ち方が定まったら使い方のポイントを覚えていきましょう。
(ポイント1) 刃を垂直に立てて切る事を意識する
何も意識せずにデザインナイフを使うと革の裁断面が斜めになってしまうと思います。
刃が傾いている事が原因なので、刃を真っ直ぐに立ててカット出来るように練習しましょう。
カットする度に断面を見て真っ直ぐになっている時の感覚を体に覚えこませます。
(ポイント2) カーブは手首も使いながらパーツも回す
きついカーブの切り出しには手首を固定せずに動かして大丈夫です。
その際、パーツも一緒に回転させながらカットすると上手くいくと思います。
これに関しては、動画で実演していますので参考にして下さいね。
(ポイント3) 直線のカットは定規を使う
デザインナイフは細かいパーツの切り出しに特化しています。
なので、その逆、直線のカット等は刃が小さいので安定せずに上手く切り出す事が出来ません。
直線もデザインナイフでカットしたい場合は定規を使いましょう。
定規をガイドに切り出す事で簡単に直線をカットする事が出来ます。
デザインナイフの刃の交換方法
デザインナイフの替刃は角度30度と角度45度の二種類があります。
これは、本体を購入すると両替刃が5枚ずつ付属されているんです♪
しばらく使い比べてみてしっくりきた角度の替刃を次回以降購入してあげましょう。
替刃はとても安く40枚入りで300円程度です。
刃の交換手順
手順1. 銀のギザギザの部分を持った状態で持ち手を左に回します。
手順2. 先端の金属パーツが緩むので刃を交換してあげましょう。
手順3. 銀のギザギザ部分を上に押し上げた状態で持ち手を右に回しましょう。
刃の交換は本当に簡単で慣れてしまえば数秒で行えます♪
刃を長持ちさせる研ぎ
刃は安いのでドンドン交換しても良いのですが、出来れば研いで長持ちさせてあげましょう。
ピカールケアーを革の床面に塗って刃を滑らしてあげるだけなのでとっても簡単です♪
手順1. ピカールケアーを床面に薄く塗ります。
手順2. 刃の両面を一定方向に滑らせて研いであげましょう。



