【レザークラフト】菱目打ちの失敗しない選び方から使い方まで徹底解説!【初心者向け】
レザークラフトの醍醐味と言えば「手縫い」ではないでしょうか。
その「手縫い」を行うにあたって絶対に必要になるのが「菱目打ち」という道具です♪
しかし、いざ購入しようとお店に行ってみると「サイズや種類が沢山あってどれを買ったらいいのか分からない・・」
僕も始めての菱目打ち購入は適当に買って見事に失敗しました。
レザークラフトを始める上でなるべく無駄な出費は抑えたい所。
この記事では失敗しない菱目打ちの買い方から使い方まで詳しく説明していきますので一緒に「菱目打ち」マスターになっちゃいましょう!
菱目打ちは何に使う道具なの?
菱目打ち(一本目、二本目、四本目)は革に菱目の形をした穴を空ける為の道具です。
革は布と違い針が簡単には通らないので事前に穴を空ける必要があるんです!
菱目打ちの使い方
ステッチンググルーバーで引いた縫い線(ガイド)の上に菱目打ちの先端を合わせて木槌で叩いて穴を空けます。
革の下には必ずゴム板を敷くようにしましょう!
そうしないと作業机を菱目打ちで傷付けてしまうばかりか菱目打ちの刃も痛めてしまいます・・
文章だとイメージしづらいと思うので写真を使って解説していきますね♪
菱目打ちで穴を直線に空ける方法
手順1 菱目打ちをガイドのラインに押し付けて跡をつけよう。
軽く目打ちをして穴空け位置を確認する事で真っ直ぐに穴空けを行えます。
手順2 跡をつけてガイドとズレて無ければ菱目打ちのお尻を木槌で叩いて穴を空けよう。
手順3 丸で印した4つ目の穴に菱目打ちの一つ目の菱目の刃を差し込もう。
手順4 手順2の要領で菱目打ちのお尻を木槌で叩いて穴を空けよう。
手順5 後は手順3~4を繰り返して穴空けしていきましょう。
曲線の穴空け方法や菱目の穴の間隔調整方法をコチラのページで解説していますので、参考にして下さいね♪
どのブランドの菱目打ちを買えばいいの?
「SEIWA社」「協進エル社」「クラフト社」の菱目打ちを買いましょう!
一般的なレザークラフトコーナーで販売されている菱目打ちは「SEIWA社」「協進エル社」と「クラフト社」の物になります。
この3社の販売している「菱目打ち」の質はほとんど変わらず全て素晴らしい物です。
ネット販売ですと格安の菱目打ちセットが売られている事がありますがオススメしません。
しかし、サイズ表記が3社で統一されていないので次の項目で分かりやすく解説していますね♪
3社の菱目打ちの表記の違いを覚えよう
下記の写真のように「SEIWA社」「協進エル社」は刃と刃の間を測っているのに対しクラフト社は刃の幅を測っています。
上記の理由から「SEIWA社、協進エル社の4mmサイズ」と「クラフト社の2mmサイズ」は同じサイズになります。
菱目打ちの先が色々な数に分かれているけどどれを買えばいいの?
この三本があれば直線でも曲線でも全てのパターンに対応出来ちゃいます♪
菱目打ちの先端の数は「二本目=カーブに対応出来る」「四本目=直線を効率よく対応出来る」と考えるといいよ!
一本目は細かいカーブの時に必要になるから買っておくと後々困らないよ♪
どのサイズの菱目打ちを買えばいいの?
革でお洒落小物を作りたいのであればSEIWA社、協進エル社の「4mm」を買いましょう!
※クラフト社の場合は「2mm」サイズです
レザークラフトではこのサイズが万能として重宝されています♪
菱目打ちの穴の間隔が広くなればワイルドな作風になって、狭くなると繊細な作風になると覚えておくと良いでしょう♪
まずは「4mm」サイズを基準として購入して、その後、必要であれば別のサイズを買い足していくのがオススメです。