ハンドメイド作品の写真加工(補正)はたった2つで十分です!加工のやり過ぎはクリーマやミンネで低評価の原因に・・
ハンドメイド作品をネットで販売していると「商品写真をもっと素敵にしたい」と思うようになります♪
これは正しくて店舗で販売をしていない場合、お客さんが商品を購入するかどうかの判断材料は「写真」と「文字」だけです。
「写真」と「文字」のどちらが大事かというと僕の経験上、圧倒的に「写真」です!
写真で興味を持ってもらえないと商品を説明している「文字」まで見てもらえないんです。。
なので「写真」に力を入れるのは至極当然ですが、力の入れるベクトルを間違えると「クレーム」に繋がります。
この記事では「やってはいけない写真加工」と「やるべき写真加工」についてお話をしていこうと思います♪
やってはいけない写真加工
クレーム(低評価)の原因は「実際の商品」と「写真に写る商品」のイメージの乖離です。
真実を捻じ曲げる写真加工は意図していなくとも「お客さんを騙す」事になります。
(1)写真のフィルター加工
やってはいけない加工NO.1は「フィルター加工」です。
写真をボタン一発でお洒落なレトロ風などにしてくれる便利な機能です♪
この機能は販売しない作品をインスタグラムに載せる分には素晴らしい機能だと思います。
しかし、どんなレベルの商品でも「格好良くお洒落になってしまう」ので商品写真にフィルターを使うのは「NG」です!
下の写真は僕のオンラインショップに使用している物です。
フィルターを使って写真を加工してみます。
陰影もついて一瞬にして格好良くなりましたが美化し過ぎですね。
これでは実際に購入して手元に届いた時に「思っていた物と違う」とガッカリされてしまうかもしれません。
(2)自分本位に色合いを変える加工
お客さんは僕らが思っている以上に商品の「色」に拘っています。
僕自身、撮影した商品の色合いを(色調)を変えてクレーム(低評価)をもらった事がありました。
誤解しないで欲しいのは「真実に近づける色調補正」はOKです!
NGなのは革の色が「薄い茶色だけど少し色を濃くした方が格好いいな」と自分本位に色を変えてしまう事です。
下の写真は僕の販売している茶色のシザーケースです。
少し色を濃く写真加工してみます。
確かに暖かみは出たかもしれませんが、これは「嘘」になるのでダメですね。
しかし、ネット販売における商品写真の色問題は本当に難しくて、こちらが色の再現度の高いモニターで編集してもお客さんの見ている環境(モニターやスマホ)によって色合いは違って見えます。
なので、色合いを実際の商品に近づける努力はしつつ商品説明ページに「※お客様の閲覧環境によって色合いが異なって見える事があります」など注釈を入れておきましょう!
やるべき写真加工
真実の範囲内で作品を良くみせるのが「やるべき写真加工」です♪
僕が行っている写真加工は主に2つだけです!
(1)商品写真の明るさ調整
撮影した商品が暗かったら見やすく明るくしてあげましょう。
下の写真は僕の商品ですが少し暗いですね。。
「Photoshop」で少し明るくしてみます。
明るくなって印象が良くなりました!
ハンドメイドサイトで実績のある作家さんの商品写真はもれなく「明るい」です。
僕自身も「暗い商品」より「明るい商品」の方が購買意欲がそそられますね♪
ネットで検索すれば写真を明るくする方法はいくらでも出てきますので「暗ければ明るくする」を徹底しましょう!
(2)商品に付いたホコリの除去
革の色によってはホコリが目立って写る事がありますね。
そのような場合はアプリや画像編集ソフトを使ってホコリを除去してあげましょう♪
下の画像は僕の商品ですが「ホコリ」が目立ちますね。。
それではホコリを「Photoshop」で除去していきます。
ホコリやゴミを除去するだけで写真から漂う素人感が無くなりました♪
いかがだったでしょうか!
「売りたい」気持ちが先行すると写真を加工したい衝動にかられますが、グッとこらえて「写真の明るさ調整」「ホコリやゴミの除去」に留めましょう♪
お客さんがイメージした通りの商品を提供する事が「リピーターの獲得」に繋がり、商品は右肩上がりに売れるようになっていきます。
期待してた商品と違ったと思われたら「そのお客さんからの購入は二度とない」と思いましょう。
正攻法でじっくりと10年後の自分が楽になるやり方をしていきましょう♪