【レザークラフト】バスケットスタンプの簡単な打ち方を解説!真っ直ぐに並んだ刻印を目指そう!

2020年11月3日


●後編動画はコチラ

レザークラフトで一番ポピュラーな刻印「バスケットスタンプ」。

バスケットは日本語にすると「カゴ」です。

刻印を一定の法則で打っていくとまるで編み込んだ「カゴ」のように模様になるので「バスケットスタンプ」と呼ばれています♪

教則本などを見ると打刻は木槌では無く「ラウンドモール」が使われていたり、革の下に「大理石」を敷いていたりします。

このような情報を見ると「色々な道具を揃えなくてはいけないのかな?」と敷居が高く感じてしまいますね。。

確かに、ラウンドモールと大理石を使うと刻印をクッキリとした輪郭で打つ事が出来ます。

しかし、スタンピングは「バスケットスタンプ」と「木槌」だけでも綺麗に打つことが出来るので、一緒に練習してみましょう!



バスケットスタンプを購入しよう!

まずは、バスケットスタンプが無ければ始まらないので刻印を購入しましょう!

クラフト社が販売している「バスケットウィーブ」という商品が低価格で品質も高いのでオススメです♪

複数のサイズが販売されていますが、まずは体表的な「バスケットウィーブ X501」を買っておくと良いと思います。

一番よく使われるサイズですし、少し大きめなので初めての方でもスタンピングがしやすいです。

「バスケットウィーブ X501」と一緒に「ボーダースタンプ D436」も買っておきましょう♪

バスケットスタンプはボーダースタンプで囲った中に打つ事が多いのでセットで持っておくと後々便利です。

バスケットスタンプを綺麗に打つ手順

手順1. まずは「水を含ませた布」で革の銀面を塗らしていきます。
この作業を行う事でクッキリとした刻印を打つ事が出来ます。

手順2. 定規と丸ギリを使って革に真っ直ぐな基準線を引きます。
※ギリギリ視認出来る位に軽くけがいてあげましょう。

手順3. まずは基準線に刻印の右のラインをピッタリと合わせて木槌で叩きましょう。
木槌の叩く強さは、2回程度でハッキリと刻印が出る強さを覚えて下さい。

手順4. 手順3で打ったバスケットスタンプの右上の線に刻印の左下のアシをピッタリと合わせて木槌で叩きましょう。
※手順3の時と同じ強さで叩く事が綺麗なスタンピングのコツです。

手順5. 手順4で打ったバスケットスタンプの左上の線に刻印の右下のアシをピッタリと合わせて木槌で叩きましょう。

手順6. この要領で基準線の最後までバスケットスタンプを打っていきましょう。

手順7. 基準線の最後まで打てたら基準線の最初に戻りましょう。
写真の赤丸の部分に刻印の左上のアシをピッタリと合わせて木槌で叩きます。

手順8. 1つ上の赤丸の部分に刻印の左ラインをピッタリと合わせて木槌で叩きます。

手順9. この要領で上に向かって刻印を打っていけばバスケットスタンプの完成です!

カンナ
カンナ
最初から結構綺麗に打てたわよ!
JUN
JUN
バスケットスタンプの打ち方は色々な方法があるんだ。
今回教えたやり方は他の方法に比べてズレにくい方法なんだよ♪
カンナ
カンナ
でもボーダースタンプは今回使わなかったわね。
JUN
JUN
ボータースタンプは今回のバスケット打ちがしっかりと出来てからだね。
まずは、端革を使ってピシっとしたバスケットを打てるまで練習だ!
カンナ
カンナ
ひぇ~。。。