【型紙無料】二重リングキーケースの作り方を解説!【レザークラフト初心者講座】
今回は二重リングを使ったキーケースの作り方を解説していきます。
二重リングを使うメリットは好きな本数の鍵を収納出来る所ですね♪
僕が普段使いたい「キーケース」を形にしたので実用的な物になっています。
そして、肝心の制作難易度ですが、かなり簡単な部類に入ると思います。
緩い曲線が多いので初心者の方の革包丁の練習にはもってこいですね!
型紙は、下記URLからダウンロード出来ますので、僕と一緒に作ってみましょう♪
二重リングキーケースの型紙(無料)
二重リングキーケース
1 file(s) 12.50 KB二重リングキーケースの製作に必要な材料と道具
二重リングキーケースの材料を用意しよう
2mm厚程度のヌメ革、手縫い糸、ジャンパーホック(7060)(ニッケル、アンティーク、ゴールド)、カシメ大(ニッケル、アンティーク、ゴールド)、二重リング(ニッケル、アンティーク、ゴールド)、Dカン(ニッケル、アンティーク、ゴールド)
二重リングキーケース製作に必要な道具一覧
革包丁、木槌、丸ギリ、ステッチンググルーバー、ヘリ落し、菱目打ち4mm巾(2本目・4本目)、縫い針、トコノールorトコフィニッシュ、ハトメ抜き(7号、10号)、ジャンパーホック(7060)打ち棒、カシメ(大)打ち棒、オールマイティプレート、紙やすり(300番台)、フチ捻
※フチ捻は無くても製作可能です。
二重リングキーケースを作ろう!
必要な技術一覧
今回の製作に必要な技術は下記の通りです。
やり方が曖昧な物は事前に確認しておきましょう♪
・革包丁で自在に革を切る方法と漉きのコツ
・ジャンパーホックの取り付け方
・カシメの取り付け方
・ヘリ落しの使い方と選び方のコツ
・コバ磨き 美しい艶を出す手順とコツ
・菱目打ちで穴をあけるコツ
・手縫針 糸の通し方
・糸が切れくい手縫いの方法とコツ
印刷した型紙を工作用紙に貼り付けてハサミでカットしよう
印刷したままだと紙が柔らかくて使いづらいので工作用紙に貼り付けてから切り出しましょう!
二重リングキーケースの製作手順
手順1. 革にパーツA~Dの型紙をあてて丸ギリでけがきましょう。
手順2. けがいた線に沿ってパーツA~Dを切り出しましょう。
手順3. パーツA~Dのトコ面にトコフィニッシュを塗ってガラス板やTシャツの切れ端を使って磨きます。
手順4. パーツの端を丸くカットします。
(1)パーツDの両端に一円玉をあてて「けがき」革包丁でカットします
(2)パーツCの端に十円玉をあてて「けがき」革包丁でカットします
(3)パーツBの直角の部分に一円玉をあてて「きがき」革包丁でカットします
手順5. パーツA右側とパーツB左側の直線部分を除く全てのコバを処理しましょう。
紙やすりでコバを整える→ヘリ落しで角を落す→トコフィニッシュで磨くの順番で作業をします。
手順6. パーツA右側とパーツB左側の直線部分を斜め漉きで薄くします。
パーツの端から7mm幅位を漉いてあげましょう。
手順7. 型紙のJH(オス)、JH(メス)と印してある部分をハトメ抜きの7号で穴空けします。
手順8. 残った3箇所の「○」はハトメ抜きの10号で穴空けします。
手順9. ジャンパーホックを下記の写真の向きで取り付けます。
手順10. パーツAとBの端を写真のようにボンドで貼り合わせます。
手順11. 手順10で貼り合わせたパーツの端にステッチンググルーバーでガイドを引きましょう。
手順12. パーツCの直線部分にステッチンググリーバーでガイドを引きましょう。
手順13. パーツCの端にボンドを塗って写真のように本体に貼り付けましょう。
手順14. 菱目打ちで穴空けをしましょう。
手順15. 菱目打ちで穴空けした箇所を上から手縫いで縫製します。
手順16. 二重リングにDカンを通します。
手順17. パーツCと本体を写真のようにカシメで繋げます。
手順18. カシメを打ち棒で取り付けましょう。
手順19. フチ捻で捻を入れると見栄えが更にアップします。
作業完了. これで完成です♪