コンチョをジャンパーホックとして使う場合の取り付け方と注意点を解説【レザークラフト】
作品をあっという間にネイティブ感溢れる作風にしてくれる「コンチョ」
レザークラフトではコンチョをジャンパーホックとして使う事があるんです♪
見栄えの変化を与えながらホックの機能も得られる一石二鳥な技法です。
しかも、コンチョとジャンパーホックを合体させるのは凄く簡単。
なんですが・・いくつか注意しなければいけないポイントがあるんです。
この記事では、失敗が無いように取り付け手順から注意点を細かく解説していきますので、最後まで読んでみて下さいね。
コンチョにジャンパーホックを取り付ける手順
革の厚みとコンチョの出っ張りの長さが合っていれば取り付けはとっても簡単です♪
それでは、早速取り付け方を見ていきましょう!
手順1. まずはコンチョを取り付けたい位置にハトメ抜きで穴空けをしましょう。
※コンチョの出っ張りの直径と同じサイズのハトメ抜きを使います
手順2. 穴にコンチョの出っ張りを差し込んで裏面側を押してみましょう。
裏面を押しても穴からコンチョの出っ張りが出てこなければOKです。
手順3. ジャンパーホックのバネパーツの穴に付属のネジを挿し込みます。
手順4. 裏面の穴にネジを挿し込みマイナスドライバーでしっかりと締めてあげましょう。
取り付け完了. 横から見てコンチョと革の間に隙間が無ければ取り付け完了です♪
薄い革にコンチョホックを取り付ける手順
先程ご紹介した取り付け方の手順2でコンチョの出っ張りが裏面から出てきてしまった場合。
これは、革の厚みが足りないという事なので取り付けてもコンチョが浮いてしまいます。
こういった場合は革のワッシャーをかませてあげる事で解決しますので手順を見ていきましょう!
手順1. ハトメ抜きの50号で革を穴空けして丸いパーツを作りましょう。
手順2. 丸いパーツの中心をコンチョの出っ張りと同じサイズのハトメ抜きで穴空けしましょう。
これで革のワッシャーは完成です。
手順3. 裏面から飛び出している出っ張りにワッシャーを被せます。
手順4. ジャンパーホックのバネパーツの穴にネジを挿し込みワッシャーの穴にネジを挿し込みます。
手順5. マイナスドライバーでしっかりとネジを締めてあげましょう。
取り付け完了. コンチョと革の間に隙間が無くなりました♪
その他の気をつけて欲しい注意点
ジャンパーホックに対応しているネジか確認しよう
コンチョは平面に飾りとして取り付ける場合もあります。
平面に取り付ける場合のネジとジャンパーホックとして使う場合のネジは異なります。
必ず、ジャンパーホックに対応しているかどうか確認してから購入するようにしましょう。
ネジの長さに気をつけよう
お店によってはネジの長さを2パターンから選べるようにしてくれている事があります。
コンチョが取れてしまわないように長いネジを選びたくなりますよね。
しかし、大抵は短いネジで大丈夫な事が多いです。
長いネジだとワッシャーを使ってもコンチョが浮いてしまう事があります。
革の厚みが5mmを越えない限りネジの長さは「3mm」程度あれば大丈夫です。