【レザークラフト】CMCのカビ問題を「かび止め剤」で解決しよう!これで一度に大量のCMCを保存出来ます
CMCは粉末を水に溶かすだけでトコ面・コバ処理剤を大量に作る事が出来る魔法のような商品です♪
しかも、効果は無色のトコノール、トコフィニッシュと同等なので使わない手はありません。
ですが・・ メリットだけでは無くデメリットもあるんです。
それは、CMCは防腐剤が入っていないので数週間もすると「カビ」が生えてしまうという事です。
なので、僕はこれまで少量作って無くなったらまた作るというのを繰り返していました。
しかし、簡単に作れるとは言え、結構面倒なんですよね・・
この「面倒」から解放されたいと思いSEIWA社から販売されている「カビ止め剤」を使ってみました♪
結果から言ってしまうと大成功!
CMCに「カビ止め剤」を入れた物を2ヶ月放置しましたが、全くカビは生えませんでした。
この記事では「カビ止め剤」入りCMCの作り方をご説明しようと思います。
SEIWA社から販売されている「かび止め剤」を入手しよう!
「カビ止め剤」中々お店には売っていないのでネットショップで購入すると良いでしょう。
価格も300円と安いので気軽に購入する事が出来ますね♪
「かび止め剤」入りCMCの作り方を解説
一度に大量に作りたいので「500ml」のペットボトルを使ってCMCを作ろうと思います。
丁度良い粘度になる濃度3~3.5%にしたいので、以下の計算式でCMCの量を決めていきます。
(計算式) 500mlの水×0.03=CMC15g
手順1. 混ぜるCMCの量は15gとなりましたので、ペットボトルにCMC15gを入れていきます。
※ペットボトル満タンまで水を入れてしまうと後で振れなくなるので、満タンより手前に止めておましょう
手順2. ペットボトルのフタをしっかりと閉めてよく振ったら1日放置します。
1日放置する事でCMCと水が混ざりあってコバ処理剤に変化してくれます。
手順3. かび止め剤は1リットルの糊に対して3~10ml入れるように使用方法に記載されています。
7mlの使用でカビは生えませんでしたので、今回は500mlの糊に対して3.5mlの「かび止め剤」を入れます。
※100円ショップで売っている先の細いスポイトがあると規定の量を測るのが簡単になります。
手順4. フタを閉めてしっかりと振ってあげましょう。
完成. これで「かび止め剤入りCMC」の完成です!
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その使い方が一番良いと思うよ♪