【レザークラフト】バスコを使ったコバの磨き方を解説
レザークラフトのコバ磨きといえばトコフィニッシュを使った処理方法が一般的ですね♪
しかし、レザクラ歴が長くなってくると「バスコ」というコバ処理剤を耳にするようになります。
この「バスコ」はトコノールやトコフィニッシュとは全く違う原理でコバを処理する商品です。
トコノールよりも使い方に関しての情報が少ない為か僕の元にも記事にして欲しいという声を多く頂きました。
なので、この記事では「バスコ」を使ったコバ磨きの手順を分かり易く解説をしていきます。
バスコの使い方を解説
コバ磨きに必要な道具
(1)バスコ(目止め液)
バスコを使う前に使用する下地剤です。
この目止め液を使う事でバスコが剥がれてくるのを軽減してくれます。
そして、目止め液を使った方が仕上りが綺麗になるので用意する事をオススメします。
(2)バスコ
バスコはトコノール系と違って様々な色が販売されています。
作品に合った色を選択してあげましょう。
(3)紙やすり
バスコを使う際もコバを滑らかにしてあげる事で仕上がりが違ってきます。
使う革によっても違いますが300番~400番の紙やすりをオススメします。
(4)布
いらなくなったTシャツの切れ端等を用意して下さい。
コバ磨きの手順を解説
それではタンニンなめし革を使ってコバ磨きの手順を解説してきます♪
手順1. 紙やすりでコバを整えましょう。
手順2. ヘリ落としを使って角を落します。
手順3. 目止め液を塗って布で軽く拭き取ります。
※もう一回、紙やすり→目止め液という工程を繰り返すとより綺麗に仕上がります。
手順4. バスコを布に含ませてコバにはみ出さないように塗ります。
※バスコをそのまま塗ると波打った感じに仕上がるので布を使う事をオススメします。
手順5. 数分置いてコバを触っても手に付かなければ作業完了です♪
バスコの艶(テカリ)を抑える方法
バスコの仕上がりは艶が強過ぎるので嫌い。
こんな声も多いのですが、僕の今回の手順でコバを仕上げるとテカリはかなり抑えられます。
しかし、もっと艶を抑えたという時は別の方法で仕上げを行ってみて下さい。
コチラの記事で手順を詳しく解説しているので参考にしてみて下さいね。