レザークラフトの皮革をネット通販やお店で買う時に知っておくべき4つの事

2019年9月29日

レザークラフトを始めると道具と一緒に「革」が必要になりますね。

「革」は決して安い素材では無いので購入する際は慎重になる必要があります。

失敗してしまうと数千円~数万円が無駄になってしまいますからね。。

革を買う際は「革の販売店で直接購入する」「ネットで革の販売店から購入する」のどちらかになると思います。

どちらで買うにせよ「革の専門用語」だったり「革の単位」が当たり前に使われています。

革の世界の「当たり前」を事前に覚えておけば店員さんに自分の欲しい革をしっかりと伝える事が出来ます。

ネットで購入する際もサイトに記載してある情報をしっかりと読み取り理解する事が出来ますね♪

この記事では、イメージしている革を無事に購入出来るようになる4つのポイントをご説明します。



植物タンニン鞣しの牛革を選ぼう

販売店では様々な動物の革が売られています。

目移りしてしまいますが手縫いのレザークラフトをしたいのであればの「植物タンニン鞣しの牛革」一択です!

詳しい理由を知りたい方は「レザークラフトで失敗しない革の選び方」の記事を読んでみて下さいね♪

革の大きさを表す単位を覚えよう!

革の大きさは「デシ」という単位で表記されています。

意図しないサイズを買ってしまう事を避ける為に「デシ」についての理解は大切です♪

「1デシ」は縦と横が10cm×10cmのサイズを表しています。

「100デシ」と表記されていたら10cm×10cmのサイズ100個分の大きさという事です。




革の表と裏の名称を覚えよう!

牛革には表と裏があり見た目と質感がまるで違います。

レザークラフトでは表を「銀面」裏を「床面」と呼びます。

革屋さんやネットショップでは当たり前のようにこの名称が使われていますので覚えてしまいましょう♪

ネットで購入する際はサンプルを取り寄せてからにしよう!

ネット販売で購入する際は写真による情報と商品説明のみに頼る事になります。

革の色一つとっても撮影した写真をモニターやスマホの画面で見ると実際の色とは異なっている事が多いです。

商品説明に硬めの革と書いてあっても自分の硬めの基準とは異なっている事がほとんどです。

A4サイズのカット革で失敗しても「しょうがない」で済ませられる価格だったら問題ありません。

しかし、半裁で数万円出して買って物が思っていた物と違っていたら目も当てられません。

このような失敗を避ける為「サンプル帳」を購入しましょう。

大抵の革屋さんは500円~1000円程度の価格でサンプル革を販売しています。

まずは、サンプル帳を取り寄せて色と質感のチェック、硬さのチェック、更にはコバを磨いてみたりしましょう。

実際に問題無い事を確認してから購入するようにすれば失敗は格段に少なくなりますよ!

カンナ
カンナ
サンプル帳なんて物があるのね!
確かにこれがあれば絶対に失敗しなくなるわね♪
JUN
JUN
だと思うでしょ?
それでも失敗してしまった僕の体験段を教えてあげよう!

サンプルを取り寄せても失敗してしまった管理人JUNの体験談

色ムラが多い革だった

サンプル帳は大きな革の良い所を切り出しています
購入した大きなサイズでは色ムラがあって思っていた物と違う事がありました。

傷が多い革だった

半裁になれば革に傷があるのは当たり前の事です。
実際にお店で見て買うときは傷の少ない物を選んでいますがネット購入ではお店に任せる事になります。
届いた革はかなり傷が多い物で避けて使うのにかなり無駄が生じてしまいました。

カンナ
カンナ
じゃあ、結局お店で買う事のがベストって事ね!
JUN
JUN
お店が行ける範囲にある場合は、実際に見て買うのが理想だね。
でも、革屋さんはどこでもあるわけじゃないからね。
サンプルで試してネットで購入するのは必要になるよ!
それで良い革に出会えた事は沢山あるしね♪