革の染色革命!エアブラシを使えば素早く革を染め上げる事が出来ます【レザークラフト】
皆さんはレザークラフトをする時に革の染色はした事がありますか?
色の入りやすい「ヌメタンロー」等の革を持っていれば好きな色に染め上げる事が出来ちゃいます♪
作品ごとに色を変えてあげる事も出来るので「染色」は是非、覚えておきたいテクニックの1つです。
僕は過去に一般的な染色方法の記事を書いた事があります。
ハケを使って革を染め上げていくのですが、とにかく時間が掛かる。。
しかし、このストレスから解放される日がやってきました・・
そう、「エアブラシ」を使った染色です!
エアブラシは染色剤を細かい霧状で噴射して対象物を染め上げていきます。
これが革の染色との相性が抜群なんです♪
この記事ではエアブラシを使った染色方法のコツを解説していきますので、是非、最後まで読んでみて下さいね。
オススメのエアブラシ
今回僕がオススメするのはエアブラシとコンプレッサーが一緒になったタイプです♪
通常はこの2つは別々に揃えるのが一般的ですが、両方揃えると費用が結構かさみます・・
ですが、最近はテレビデオ(古い・・)のように二つの機能が一体になっている商品が沢山出てきています!
本当に気軽にエアブラシ染色を始められるので、まずは一体型を購入するのが良いでしょう。
エアブラシの基本的な使い方
一体型エアブラシの使い方はビックリする位簡単です。
USBを使って本体を充電したら染色剤を入れてトリガーを押すだけです♪
文字だけだとピンとこないかもしれないので、写真を使って説明していきますね。
手順1. USBで充電
手順2. エアブラシのタンクに染色剤を入れてあげましょう。
クラフト染料やスピランを原液のまま入れても良いですし、薄めて入れてあげてもOKです。
手順3. 後はトリガーを引くだけで染料が霧状に噴射されます♪
エアブラシを使った染色のコツ
パターン1:乾いた革を直で染色
エアブラシに原液をそのまま入れて乾いた革に吹き付ける。
このやり方でもほとんどムラ無く染める事が出来ます♪
1時間程度で乾くのですぐに制作に入れるのもメリットの1つです。
しかし、革の表面に薄く染料を塗っているような状態なので、使っていくとどうなるかは検証中です。
パターン2:革に水を含ませてから染色
湿らせた革に染色剤を吹き付ける事で浸透率が高くなります。
このやり方が一番間違い無い染色方法ではあります。
ただ、染め上げるまでは早いですが、乾かす時間が必要なので制作をする前日に染色作業を済ませておきましょう♪
染色をした後は色移りを防止してあげよう
エアブラシを使って染色したら色移り、退色を防ぐ仕上げが必要です。
レザーフィックスを布に含ませて銀面に塗ってあげましょう♪
革が染色によって硬くなっている場合は、ニーフットオイル等を使って油分補給してあげるとしなやかな状態に戻りますよ。
手順1. レザーフィックスを布に含ませてギンメンに満遍なく塗ってあげます
手順2. 革が硬くなっている場合はニーフットオイルを布に含ませて銀面に塗ってあげましょう