【型紙無料】後編 リールキーホルダーパスケース(ループホルダー)の作り方を解説【レザークラフト】
レザークラフト初心者の方でも比較的簡単に作れる「パスケース」
前回はパスケース本体の作り方をレクチャーしましたが上手に出来ましたでしょうか♪
「上手に出来た!」という方はリールキーホルダーを使ったループホルダーを作ってみましょう!
リールキーホルダーは伸びるので改札を通る時に凄く便利です。
僕も日頃はカバンにベルトを引っ掛けてパスケースをビヨンと伸ばして楽々通過しています♪
カシメが取り付けられる方は簡単に作る事が出来るので早速やっていきましょう!
パスケースの型紙(無料)
リールキーホルダーパスケース
1 file(s) 11.46 KBパスケース(ループホルダー)の製作に必要な材料と道具
パスケース(ループホルダー)の材料を用意しよう
1.5mm~2mm厚程度の革、リールキーホルダー、カシメ(大サイズ)、Dカン(内径12mm)、ナスカン(内径12mm)、丸カン(内径10mm)
パスケース(ループホルダー)製作に必要な道具一覧
革包丁、木槌、丸ギリ、ヘリ落し、トコノールorトコフィニッシュ、紙やすり(300番~400番)、ハトメ抜き(7号、10号)、オールマイティプレート、カシメ(大)打ち棒、平ペンチ(2つ)
パスケース(ループホルダー)を作ろう!
必要な技術一覧
今回の製作に必要な技術は下記の通りです。
やり方が曖昧な物は事前に確認しておきましょう♪
・革包丁で自在に革を切る方法と漉きのコツ
・ヘリ落しの使い方と選び方のコツ
・コバ磨き 美しい艶を出す手順とコツ
・カシメの取り付け方のコツ
パスケース(ループホルダー)の製作手順
手順1. 革に型紙をあてて丸ギリでケガキましょう。
型紙に記してある4箇所の丸の位置もこの段階で目打ちをしておきましょう。
手順2. けがいた線に沿って革包丁でパーツを切り出しましょう。
手順3. パーツの両端にジャンパーホック7050サイズの足をあてて丸ギリで丸くけがきます。
手順4. 手順3でけがいた線に沿って革包丁で両端を丸くカットしましょう。
手順5. トコ面にトコフィニッシュを塗ってガラス板、またはウッドスリッカーを使って毛羽立ちをおさえます。
※道具が無い場合は布で擦って毛羽立ちをおさえてあげましょう。
手順6. 外周のコバを処理して磨いてあげましょう。
作業の流れ:紙やすりでコバを整える→ヘリ落しで角を落す→トコフィニッシュを塗る→布で磨く
手順7. パーツの端からハトメ抜きの7号、10号の順番で穴空けします。
手順8. 端を折って写真のようにDカンを引っ掛けてあげましょう。
手順9. オールマイティプレートと打ち棒を使ってカシメを取り付けます。
手順10. 端を折って写真のようにナスカンを引っ掛けてあげましょう。
手順11. オールマイティプレートと打ち棒を使ってカシメを取り付けます。
手順12. 丸カンをパスケースのハトメに通してあげます。
丸カンの開き方はコチラの記事を参考にして下さい。
手順13. 丸カンにリールキーホルダーの伸びる方の二重リングを取り付けます。
手順14. もう片方の二重リングはDカンに取り付けてあげましょう。
完成. リールキーホルダーパスケースの完成です♪