【レザークラフト】ジャンパーホック 付け方の手順とコツを解説!
ジャンパーホックはその名の通りジャンパーに使われる事の多い馴染みのあるホックです。
耐久力に優れていて外れにくいというメリットからレザークラフト作品にはよく使われています。
この記事では使い勝手の良い7060サイズを例に「取り付け方」から「取り付けに失敗してしまう原因」について詳しく解説をしていきますね♪
ジャンパーホック(7060サイズ)の取り付け方
ジャンパーホック(7060)を取り付けるのに必要な道具です。
ジャンパーホック(7060)打ち棒、オールマイティプレート、ハトメ抜き7号、ゴム板、木槌を用意しましょう♪
ホックパーツの名称を覚えよう
アタマ、バネとダボ、アシの組み合わせでホックが完成します。
これから解説する際に名称を使いますので覚えづらいですが頭に入れてしまいましょう!
アタマ側の取り付け方
手順1. ジャンパーホックを留めたい位置にハトメ抜き7号で穴をあけます
手順2. オールマイティプレートのクボミにジャンパーホックの「アタマ」を置きます
手順3. 手順1であけたパーツの穴に 「アタマ」の足を差し込みます
手順4. パーツから出ている「アタマ」の足に「バネ」をかぶせます
手順5. ジャンパーホック(7060)打ち棒を用意します
手順6. 「バネ」の穴から出ている「アタマ」の足にジャンパーホック(7060)打ち棒をあてて木槌で叩きます
※木槌は6~8回で留まる力加減で弱く叩き出し徐々に強く叩くようにして下さい
手順7. ジャンパーホックの「アタマ」側を留める事が出来ました!
ダボ側の取り付け方
手順1. ホックを留めたい位置にハトメ抜き7号で穴をあけます
手順2. オールマイティプレートの裏に「アシ」を置きます
手順3. 手順1であけたパーツの穴に 「アシ」を差し込みます
手順4. バーツから出ている「アシ」にダボをかぶせます
手順5. ジャンパーホック(7060)打ち棒を用意します
手順6. 「ダボ」の穴から出ている「アシ」にジャンパーホック(7060)打ち棒をあてて木槌で叩きます
※木槌は6~8回で留まる力加減で弱く叩き出し徐々に強く叩くようにして下さい
手順7. ジャンパーホックの「ダボ」側を留める事が出来ました!
取り付けた後はホックが回ってしまわないか毎回確認した方がいいよ!
ジャンパーホックが真っ直ぐに取り付けられない3つの原因
写真のようにジャンパーホックがズレて付いてしまう事があります。
考えられる原因は3つあるのでズレてしまう時は3つのどれかにあてはまっていないか確認しましょう!
原因(1) 木槌で叩く回数が「少なすぎるor多すぎる」
木槌は6~8回で留まる力加減で弱く叩き出し徐々に強く叩くようにして下さい。
留めきるまでの叩く回数が少なすぎても多すぎてもズレに繋がります。
原因(2) 木槌で叩く時に打ち棒が真っ直ぐになっていない
打ち棒がナナメの状態で叩いてしまうとホックがズレます。
打ち棒が垂直(90度)になっている事を確認してから木槌で叩き出して下さい。
原因(3) 足の長さが合っていない
革の厚さに対して足の長さが合っていないとズレて付いてしまう事が多いです。
写真のように1.5mm~2mm程度足が出ているのが理想です。
ジャンパーホックのサイズについて
販売されているホックのサイズ表記は大小または「4桁の数字」で表記されています。
ちょっとややこしいのですが覚えておきましょう♪
・ジャンパーホック(大)の表記
「7050」と表記されている物がジャンパーホックの大サイズです。
・ジャンパーホック(小)の表記
「7060」と表記されている物がジャンパーホックの小サイズです。
ジャンパーホックの取り付けに必要なハトメ抜きと打ち具の適合表
サイズ(頭の直径) | ハトメ抜きサイズ | 適合打ち具 |
ジャンパーホック大(7050) | 10号 | ジャンパーホック(7050)打ち具 |
ジャンパーホック小(7060) | 7号 | ジャンパーホック(7060)打ち具 |