【レザークラフト】革包丁の持ち方と基本動作を徹底解説!使い方の基礎を覚えて革を自在にカットしよう
レザークラフトの道具の花形とも言える「革包丁」。
そう、革を切る(裁つ)時に使う包丁の事ですね。
革包丁が自在に扱えるようになると複雑な形をしたパーツも楽々切り出す事が出来るんです♪
この記事では革包丁の正しい持ち方から基本的な使い方をご説明していくので一緒にやっていきましょう!
革包丁はどやって使うの?
革包丁の握り方
包丁の柄を小指から一指し指までの4本で握り、包丁の柄の上を親指でおさえます。
何も難しい事はありませんね♪
これが基本的な「革包丁」の握り方になります。
そして、オフファ社の「別たち」も同様の構え方で使う事が出来ます。
革包丁の構え方
革包丁を構える時は軽く「脇を締める」ようにして下さい。
脇が開き過ぎていると革を切る際に安定しないので綺麗に切る事が難しくなります。
良い例. 脇が軽く締まっている
良くない例. 脇が大きく開いてしまっている
革の切り方の基本
革包丁を握り少し腕を前に伸ばした状態から腕を真っ直ぐ後ろに引きます。
肘が腋の横を少し過ぎた位の所を目安に止まりましょう。
この動作が直線を切る時の基本になるので不要な端革で練習してみましょう♪
手順1. 腕を少し伸ばした状態でのスタートポジションに切れ目を入れます
手順2. 革包丁を後ろに真っ直ぐ引いて肘が脇の横を少し過ぎた所で止まります。
ワンポイントアドバイス
革包丁をほんの少し外側に倒すと切った革の断面が真っ直ぐになります。
垂直に構えると断面が斜めになってしまう理由は下記の図を見ると分かりやすいと思います♪
【良い例】外側に少し倒して切った革の断面
図の傾け方は分かりやすいように少し大袈裟に傾けています。
ハギレを使って、革の断面が真っ直ぐになる角度を見つけてあげましょう。
【良くない例】外側に倒さずに切った革の断面
片刃の革包丁は片方の刃だけが斜めになっているので垂直に構えて切ってしまうと革の断面が斜めになってしまうという事です。
革包丁の切味が悪い場合
革に刃を入れてスッと切れていかない場合は革包丁を研いであげましょう。
「どうやって研いだらいいか分からない・・」
そんな方は「革包丁の研ぎ方」のページを参考にしてみて下さい。
革包丁の研ぎに必要な道具や研ぎ方の手順を詳しく解説しています♪


