音を出さないでレザークラフトをする方法をご紹介します!マンションでもアパートでも問題無し!
レザークラフトを始めたいけど「音が出る」からという理由で諦めていませんか?
僕は夜に作業をする時は全ての作業工程を無音で行っています。
「無音でやるって事は作品のクオリティが下がるんじゃないの?」こんな声が聞こえてきそうですが・・
そんな事は一切ありません!むしろクオリティが上がります♪
唯一デメリットがあるとすれば「少しお金が掛かる」という事でしょうか・・
しかし、一度購入してしまえば長い間使える物ばかりなので、僕は迷わず購入しても良い物だと思っています。
この記事では、僕の行っている「音を出さないレザークラフト」を余すこと無くご紹介しますので、是非、最後まで読んでみて下さい♪
レザークラフトで音の出る3つの作業
レザークラフトでは以下の3つの作業で大きな音が出てしまいます。
これらの作業をどのように無音で作業をするのかをご紹介していきます♪
(1)菱目打ちで穴を空ける時
(2)ハトメ抜きで穴を空ける時
(3)ホックやカシメ等の金具を取り付ける時
(1)菱目打ちで穴を空ける時
菱目打ちは木槌で叩いて縫い穴を空けるのが一般的です。
では、どのように無音で穴を空けるのか・・
答えは「菱ギリを使う」です!
実際にどのように穴を空けるのかお見せしようと思います♪
手順.1 菱目打ちをガイドに押し付けます。
手順.2 菱ギリを菱目の穴に差し込んで貫通させます。
手順.3 無音で縫い穴を空ける事が出来ました。
菱ギリの使い方に関しては、過去に記事を書いていますので、コチラを参考にしてみて下さい。
実は熟練のクラフターさんになると菱目打ちだけで裏まで貫通させる方は少ないです。
美しいステッチを追求すると必ず菱ギリを使う事になるので、音が出せない事が穴空けの上達に繋がります♪
(2)菱目打ちで穴を空ける時
ホックやカシメ等の金具類を取り付ける時はハトメ抜きを使って丸穴を空ける必要があります。
ハトメ抜きも木槌で叩いて穴を空けるので大きな音が出てしまいますね。
この問題は「スクリューポンチ」を使う事で解決します!
手順1. 柄の部分を下に押し込むだけで刃先が回転して革にハトメの穴を空けてくれます。
完了. 無音でハトメの穴空けが出来ました。
スクリューポンチについてもオススメの商品、扱い方の詳しい記事を書いていますので、コチラを参考にしてみて下さい。
(3)ホックやカシメ等の金具を取り付ける時
ホックやカシメを取り付ける時は打ち棒を使って穴空けをするのが一般的です。
しかし、この作業が一番大きな音が発生します・・
このホック、カシメの取り付けは「ハンドプレス」を使えば音を立てずに行う事が出来ます。
※本体と別売りの駒が必要になります
手順1. ホックを駒のクボミに置いてあげます。
手順2. レバーを下に押し込みます。
手順3. ホックを取り付ける事が出来ました。
ハンドプレスは無音で取り付けられるだけで無く金具を真っ直ぐに取り付ける事が出来ます。
打ち棒とメタルプレート使った時に出来るホックのアタマの凹みも出来ないのでメリットが非常に多いです♪
ハンドプレスについても詳しい記事を書いていますので、コチラを参考にしてみて下さい。
値段とレザークラフトをやりたいという気持ちを天秤に掛けて「やりたい」気持ちが勝ったら買ってしまおう!