【レザークラフト】綺麗にならないコバを綺麗にする裏技【コバ磨きの応用編】
レザークラフトをしていて色々な革を使うようになると「この革はコバが綺麗にならないな~」。
こんな事ってありますよね?
「タンニンめなし」の革を使っていても革の質が良く無いとコバは綺麗になってくれません。
しかし、「革の質が良く無いから仕方ないか・・」と諦めるのはちょっと早いです!
「カタメール」という革の硬化剤を使う事で、綺麗にならないコバが見違える事があります♪
僕はこれまで数々のイマイチな革をこれでリカバリーしてきました。
この記事では、カタメールを使ったコバ磨きの手順とコバが綺麗になる理由について解説をしていきます。
すぐに取り入れられる手法なので、是非、最後まで読んでみて下さいね♪
カタメールを使ったコバ磨きの手順
手順1. コバを紙やすりの300番~400番で整えます。
手順2. トコフィニッシュやトコノールを使ってコバを磨きましょう。
手順3. ここまでやって写真のようにコバ綺麗にならない場合「カタメール」を使います。
手順4. カタメールを適量、容器に移してあげましょう。
手順5. 綿棒にカタメールを含ませます。
手順6. コバに綿棒を当てて転がすようにカタメールを塗っていきましょう。
※カタメールをコバに塗ったら5分程度時間を置いてあげましょう。
手順7. 再び紙やすりでコバを整えます。
手順8. トコフィニッシュやトコノールを使ってコバを磨きましょう。
完了: 綺麗にならなかったコバがツヤツヤに光り輝きました♪
コバをカタメールで少しかためてあげて紙やすりの効果をアップさせてあげているんだ。
どのカタメールを買ったらいいの?
カタメールは、カタメール(透明)とカタメールという2つの商品が販売されています。
今回僕が使ったのは「カタメール(透明)」の方です。
この2つ、何が違うのかと言うと硬くする力が違います。
カタメール(透明)が弱めでカタメールが強めです。
僕はカタメール(透明)を最初に使って、それでも綺麗にならなければカタメールを使います。
しかし、カタメールは威力が強い分、取り扱いが難しいです。
容器に入れよう物なら容器の底に樹脂がびっしりこびり付きます。
筆に含ませて使えば筆がカチカチになって使い物にならなくなります。
なので、僕はカタメール(透明)をオススメしています♪
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