【レザークラフト】ジャンパーホックを緩みにくくする裏技をご紹介します
ジャンパーホックはとても壊れにくいので愛用しているクラフターさんも多いですよね♪
しかし、開閉の多い革小物だとホックが緩んでクルクル回ってきてしまうんです。
僕がレザークラフトを始めた当初に作ったキーホルダーは半年後にクルクル回っていました。。
このホックが緩んできてしまう現象は金具の構造上必ず起こります。
それでも、少しでも緩んで来ないように工夫するのがレザークラフターの腕の見せ所です!
この記事では、緩みにくいジャンパーホックの取り付け方をご紹介しようと思います♪
緩みにくいジャンパーホックにする裏技
緩みにくくする方法は簡単で取り付ける為に空ける穴を小さくすればOKです。
教則本に書かれている穴空けの推奨サイズは大き過ぎるんです。
「穴を小さくしたらパーツの足が通らないじゃないか」という声が聞こえてきそうですが解決法があるんです!
ジャンパーホック7060を使って解説
昔買った教則本を読んでみるとジャンパーホック7060を取り付ける時はハトメ抜き10号で穴を空けましょうと書いてあります。
う~ん。大きいです!
ジャンパーホック7060はハトメ抜き7号で穴を空けましょう♪
手順1. ハトメ抜き7号で穴を空けます
手順2. このままでは床面側からアシが通らないですね。
これを通るようにする為に、まずはハトメ抜きの先を水に浸けて濡らしましょう
手順3. ハトメ抜きを穴に差し込んでグリグリ回して穴をほんの少し広げます。
※穴を広げ過ぎないように気をつけましょう。
完成. ジャンパーホックのアシが穴を通りました!
今回は、革は水分を含むと柔らかくなる特性を利用したのさ♪
そして、水分が抜けると革はまたギュッと締まるからホックをきっちりと留めてくれるんだよ。
カシメやバネホックの穴にも活用しよう!
今回は「緩む」という現象が起こり易いジャンパーホックで説明してきましたが、カシメやバネホックも同じ要領で取り付けるようにしましょう。
ハトメ抜きで空けた穴が水を使わなければギリギリ入らない位が正解のサイズと覚えておくと良いですよ♪
いかがだったでしょうか?
レザークラフトは初心者でも比較的早い段階で他の人が見たら驚くような作品が出来ますが、プロのクラフターさんは目に見えない所に沢山の工夫を凝らしています。
自分で作った作品を数年使うとダメだった箇所が浮き彫りになってきます。
そのダメだった箇所を次は起こらないように知恵を絞り、工夫する事で中級者になり、更には上級者になっていきます。
なので、作った作品を自分で使う、または友達や家族にプレゼントして経過を見るという事を心がけるようにしましょう♪