【レザークラフト】艶消しのマットなコバに仕上げるテクニック【バスコの強すぎるツヤを抑えよう】
レザークラフトでは革の裁断面をツヤツヤに処理してあげる「コバ磨き」という技法があります♪
こんな説明をしなくてもレザークラフトを少しでも経験していたら皆さんご存知ですよね・・
レザークラフトのコバ磨きは「どれ位美しい艶を出せるか」を皆さん目指しますが逆もあります。
逆と言うのは艶を全く無くしたマットなコバに仕上げるという事です。
艶アリも高級感がありますが、艶ナシもまた別の高級感を演出する事が出来ます。
艶ナシに仕上げる手順はとっても簡単なので、早速解説していこうと思います。
艶消しのコバに仕上げるのに必要な物
マットなコバに仕上げるには「バスコ」というコバ処理剤を使います。
バスコ単体だと逆にギラギラ光ったコバになってしますので、以下の3つを使用します。
バスコ(各色)
メインのコバに色付けする為のバスコです。
沢山のカラーが販売されているので好きな色を購入しましょう♪
バスコ(目止め液)
目止め液はバスコの耐久力をアップしてくれる下地剤です。
必須ではありませんが長い間バスコの剥がれや劣化を防いでくれます。
バスコ(マット剤)or オーリー艶消し
バスコはそのまま使うとテカリが強い仕上げ剤です。
なので艶消しに仕上げるにはマット剤が必要です。
バスコのマット剤とオーリー艶消し剤どちらでも艶を消す事が出来ます。
オーリーの艶消し剤の方が販売店が多く手に入りやすいです。
バスコを使ってテカリを無くしたコバに仕上げる手順
コバ処理剤3つを用意出来たら早速「艶消しのコバ」に仕上げてみましょう。
手順はとても簡単なので、誰でも簡単に出来るはずです♪
手順1. コバに水を含ませて紙やすりでやすりがけしましょう。
※紙やすりの番手は「300番~400番」がオススメです
手順2. ヘリ落としでパーツの角を落とします。
手順3. バスコを必要分容器に移してバスコ艶消し剤orオーリーの艶消し剤を混ぜてあげましょう。
手順4. 目止め液をコバに塗って布で擦って磨きましょう。
※コバが綺麗になるまで紙やすり→目止め液の工程を繰り返して下さい
手順5. 調合した処理剤を綿棒や布に含ませてコバに塗ってあげましょう。
手順6. これだけで艶消しの美しいコバの完成です。



