革を編み込んでお洒落なブレスレットを作ってみよう!トリック編み(マジック編み)の手順解説あり!

2020年5月16日

レザークラフトではトリック編み、またはマジック編みと呼ばれている技術を使って簡単でオシャレなブレスレットの作り方をご紹介しようと思います!

トリック編みは昔からある技術で色々な活用方法があるんですよ♪

例えば、バッグの持ち手だったり、犬の首輪をトリック編みで作ったら可愛いですよね♪

この編み込みを覚えれば創作の幅がグッと広がること間違い無しなので早速やっていきましょう!



トリック編みブレスレットの型紙(無料)

※一度テストで作ってから腕周りのサイズに合わせて型紙の長さを微調整するようにして下さい。

トリック編みブレスレットの製作に必要な材料と道具

トリック編みブレスレットの材料を用意しよう

2mm厚程度のヌメ革、ジャンパーホック7060(ニッケルアンティークゴールド)

トリック編みブレスレットの製作に必要な道具一覧

革包丁丸ギリヘリ落しマルチステッチンググルーバー木槌トコノールorトコフィニッシュハトメ抜き(7号)紙やすり(300番~400番台)ジャンパーホック(7060)打ち具メタルプレート
※トコノールのカラーは使用する革に合わせて自由に選択して下さい。

トリック編みブレスレットを作ろう!

材料と道具が揃ったら早速作っていきましょう♪

必要な技術一覧

今回の製作に必要な技術は下記の通りです。

やり方が曖昧な物は事前に確認しておきましょう♪

・革包丁で自在に革を切る方法と漉きのコツ
・ヘリ落しの使い方と選び方のコツ
・コバ磨き 美しい艶を出す手順とコツ
・ジャンパーホック 付け方の手順

印刷した型紙を工作用紙に貼り付けてハサミでカットしよう

印刷したままだと紙が柔らかくて使いづらいので工作用紙に貼り付けてから切り出しましょう!




トリック編みブレスレットの製作手順

手順1. 革に型紙をあてて全てのパーツを丸ギリでケガキましょう。
※型紙に印してある「○」に丸ギリで目打ちを行っておくと後々の手間が省けます。

手順2. けがいた線に沿って革包丁で全てのパーツを切り出しましょう。
(1)まずは両端の直線を切り出しましょう

(2)両端の先端のRは少しずつ削るように切り出しましょう

手順3. トコ面にトコフィニッシュを塗布して布で擦って毛羽立ちを抑えます。

手順4. ブレスレットの外周のコバを処理しましょう。
紙やすり→ヘリ落し→コバ磨きの順番で処理をしていきます。

手順5. 写真の赤丸の所に丸ギリで穴を空けます。
パーツの上に型紙を重ねて切れ込みの開始位置が分かるように丸ギリで目打ちをします。
※パーツの反対側も同じように目打ちをします。

手順6. マルチステッチンググルーバーの先端のアタッチメントを捻引き用に換えます。
手順5で目打ちをした幅にステッチンググルーバーの幅を合わせて、目打ちから目打ちまでステッチンググルーバーでラインを引きます。
※マルチステッチンググルーバーが無い場合はディバイダーでも問題ありません。
※ディバイダーも無いという場合は目打ちから目打ちまで定規を使ってラインを引いて下さい。

手順7. 手順6で引いたラインを革包丁で切っていきます。

手順8. 切れ込みを入れた部分のコバをトコフィニッシュで磨きます。

手順9. ハトメ抜き7号で両端のホック取り付け位置に穴を空けます。