【レザークラフト】クラフト染料を使ったヌメ革の染色方法を解説!4つのポイントを押さえて色ムラ無く綺麗に染色しよう

2020年4月25日

肌色のヌメ革を鮮やかな色に染めたいと思った事はありますか?

勿論、肌色のヌメ革は使い込むと色が濃く変化してくのでとても魅力的ですね♪

しかし、ずっと同じ色だと飽きてしまう事もあると思います・・

そんな時は「染色」をして鮮やかな色に染めてみる事をオススメします。

自分で染色するのは難しいと考えている方も多いですが、全然そんな事ありません!

いくつかのポイントを押さえておくだけでセルフでも綺麗に染め上げる事が出来ます。

染色剤や必要な道具は全てリーズナブルなので、是非、挑戦してみましょう♪



ヌメ革の染色に必要な物を揃えよう!

染色関連

(1)好きな色のクラフト染料

クラフト染料はタンニンなめし革と相性の良い染色剤です。
発色が良く、色を混ぜる事も出来るので使い勝手が良くオススメです。

(2)レザーフィックス

レザーフィックスは色止め効果のある万能仕上げ剤です。
艶アリと艶消しの2種類が販売されています。
僕は両方持っていますが、艶消しの方がナチュラルに仕上がるので使用頻度が高いです。

(3)ニーフットオイル

染色をした革は乾燥した状態になります。
ニーフットオイルを塗り込む事で油分が補給され革のしなやかさが戻ります。

染色に必要な道具

(1)ボウル

クラフト染料を必要な量移せるボウルを用意しましょう。
100円ショップに売っている物で問題ありません。

(2)500mlペットボトル

染料を薄める為の水を入れておくのに便利です。
キリでキャップの頭に穴を空けると水が出過ぎないので使いやすいですよ。

(3)ハケ

染色剤を革に塗るのに必要です。
革全体を染色するベタ染めの場合は、少し大きめのハケの方が効率的です。

(4)布

仕上げ剤のレザーフィックスニーフットオイルを塗るのに使います。
僕の場合、いらなくなったTシャツの切れ端を使っています。



ヌメ革を綺麗に染色する為の手順

手順1. ボウルに染色剤を適量移します。

手順2. 染色剤を水で薄めます。
毎回近い色合いで染色をしたい場合は、染色剤の量と薄める水の量をメモしておきましょう。
ポイント(1)薄めた染料を重ね塗りしていく事で色の濃さをコントロールしやすくなります。

手順3. 水を含ませた布で革の銀面を濡らします。
ポイント(2)革に水を含ませる事で色ムラを防ぐ事が出来ます。

手順4. ハケに薄めた染色剤を含ませて革を染めていきます。
ポイント(3)写真の矢印のようにハケで塗る方向を変えてあげると塗り筋が入るのを防ぐ事が出来ます。

手順5. 好みの濃さになるまで染料を重ね塗りしていきます。
ポイント(4)乾くと色が薄く見えるので少し濃い位に染色しておくと良いでしょう。

手順6. 革が乾いたらレザーフィックスを銀面に塗って30分乾かします。
レザーフィックスは布に含ませてなるべく均一に塗る事を心がけましょう。

手順7. 布にニーフットオイルを含ませて銀面からオイルを入れてあげましょう。

染色完了. 鮮やかな緑色に染色をする事が出来ました♪

カンナ
カンナ
これは、今までで一番ワクワクしたわよ!
JUN
JUN
そうでしょう~。セルフ染色した革で作品を作ったらオリジナル感が倍増するからね♪
カンナ
カンナ
肌色のヌメ革を持っておけば、どんな色にでも染色出来ちゃうって事よね。
今まで1色だった私の作品が華やかになるわ♪
JUN
JUN
それじゃあ、早速、好きな色の染色剤を買いにいこう!