【レザークラフトのボンド批評】最強の接着力 ダイアボンドの特徴を解説【駒合わせ縫いの剥がれ対策】

レザークラフトで使える革用の接着で最強と呼び声の高い「ダイアボンド」。

商品名に「製靴用」と書かれているのが何とも頼もしいボンドです♪

僕も愛用していますが接着力に関しては他のボンドと比べて頭一つ抜けていると感じています。

この記事では「ダイアボンド」のメリットとデメリットをみていきましょう。

ボンドの特徴をしっかりと覚える事で「パーツの仮止め」に大いに役立つはずです♪



ダイアボンドのメリット

まずはダイアボンドを実際に使って良かったと思えるメリット2つをあげていきます。

メリット(1)抜群に強い接着力

仮止めしたパーツが剥がれてきてしまう・・
こんな悩みを一発で解決してくれるのがダイアボンドです。
強力ボンドの定番「エルスーパーボンド」よりも強力だと感じています。
駒合わせ縫いの際にパーツが剥がれてきてしまうと悩んでいる方にもオススメです♪

メリット(2)接着可能時間が長い

ダイアボンドはボンドを塗ってから5分~20分の間であればいつでも強力に接着が出来ます。
商品説明には20~40分乾かしてから仮止めを行うように書いてあります。
ですが、実際に使って感じているベストな時間は「5分~20分」です。
20分を過ぎると少しずつ接着力が弱くなっていくイメージです。
なので、遅くともボンドを塗って30分以内にパーツを仮止めしましょう♪
この長い猶予時間のおかげで焦らずに仮止め作業を行えるので凄く楽です。

ダイアボンドのデメリット

ここまででダイアボンドのメリットが分かったと思います♪
勿論、良い点ばかりでは無いので次はデメリットをみていきましょう。

デメリット(1)パーツの貼り合わせに失敗出来ない

ダイアボンドはメリットで挙げたように非常に強力な接着力を有します。
パーツを貼り合わせたら少しズレてしまった・・
間違えてパーツを貼り合わせてしまった・・
こういった場合に無理矢理パーツを剥がすと革が伸びてしまいます。
一発で正確にパーツを貼り合わせる必要があるので少し緊張を強いられます。

デメリット(2) 匂いが強い

僕はそれ程気になりませんが「匂いが強い」という声をよく聞きます。
匂いに抵抗がある場合は必要なポイントのみで使用するようにしましょう♪
元から常用ボンドにするタイプでは無いので正しい使い方だと思います。


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ダイアボンドの使い方

ダイアボンドは合成ゴム系のボンドです。
両面にボンドを塗って乾かしてから圧着する事で強力に接着する事が出来ます。

手順1. 接着面をドレッサーや革包丁の裏で荒らします。

手順2. ボンドを接着するパーツの両面に塗ります。

手順3. 5分~20分ボンドを乾かしたらパーツ貼り合わせます。
軽く貼り合わせたら指でギュッと押して圧着します。

ポイント

力に自信の無い方は木槌で叩いて圧着してもOKです♪

接着完了. 強力に仮止めを行う事が出来ました。

カンナ
カンナ
本当に強力なボンドね!G17ボンドの強力版って感じかしら?
JUN
JUN
G17ボンドもチューブタイプの合成ゴムだからその感想は合ってるよ
カンナ
カンナ
でも缶タイプのダイアボンドもあるけど、どうなの?
JUN
JUN
常用ボンドにしないならチューブの方が良いよ!
缶タイプは早く使わないと硬くなっちゃうからね