【レザークラフト】ファスナーに革の引き手を付けてみよう! 作り方を解説【型紙付き】

2021年2月20日

ファスナー付きの革小物を作ったけど金具の引き手が小さ過ぎて開閉しにくい・・

これは、レザークラフトでファスナーを扱うと必ず直面する「引き手問題」です!

開閉の際、ストレス無く使えるようするには「引き手」に何かしらの工夫が必要になります。

この記事では一番一般的な「革の引き手」の作り方を解説しています。

引き手の型紙も無料でダウンロード出来るので、ぜひ、「革の引き手」制作に挑戦してみましょう♪



YKKのDカン付きスライダーを手に入れよう

これは以外に知らない方が多いのですが、ファスナーの最大手「YKK」からDカン付きの金属スライダーが販売されています。

巷で販売されているファスナー製品はこの「Dカン付きスライダー(5号)」がよく使われています。

Dカンが付いているのでオリジナルで作った革の引き手を取り付けるのも簡単です♪

なので、まずはこの「Dカン付きスライダー」を手に入れる所から始めましょう。

5号よりも一回り小さい「Dカン付きスライダー(3号)」も販売されていますので、作る革小物に合わせて選んであげましょう。

Dカンに取り付ける革の引き手パーツをダウンロードしよう

ラウンドファスナーウォレットでも使われる事の多いYKK5号ファスナー用の引き手(型紙)を用意しました。

最初にご紹介した「Dカン付きスライダー(5号)」に丁度良いサイズで作ってあります。

引き手の型紙はレザークラフト初心者の方でも簡単に作れますが、まずは作業の流れを体験したいという方はダウンロードして使って下さいね♪



Dカンに革の引き手を取り付けよう

「Dカン付きスライダー」と「型紙」の準備が出来たら早速作業をしていきましょう!
まずは、1mm~1.5mm程度の革から型紙を使って引き手パーツを切り出しましょう。

手順1. Dカンに引き手パーツを通してあげます。

手順2. 引き手パーツに写真のようにボンドを塗ります。
ボンドが乾いたら引き手パーツを折って仮止めしてあげましょう。

手順3. コバを紙やすりで綺麗に整えてからヘリ落としで角を落とします。

手順4. ステッチンググルーバーでガイドを引いてから菱目打ちで穴空けを行います。

手順5. 手縫いで縫製していきます。
手縫いの仕方はコチラの記事で解説していますので参考にして下さいね。

手順6. コバをトコフィニッシュで磨いたら完成です!

カンナ
カンナ
凄くファスナーが開きやすくなったわ♪
JUN
JUN
そうでしょう!ファスナーの開閉がしにくいと使うのが嫌になっちゃうからね
カンナ
カンナ
引き手の型紙も簡単につくれそうだから次はオリジナルの引き手を作ってみるわ!
JUN
JUN
その意気だ!